2026-07-22
HaiPress
羽田空港(東京都大田区)で1月、1億9500万円の現金を香港に運ぶ途中のグループが襲われた事件で、警視庁は21日、強盗未遂の疑いで、職業・住居不詳の小山義翔(よしと、20歳)、東京都町田市の職業不詳栗原大雅(たいが、20歳)、同市の会社員菅森陽月(ひづき、22歳)の3容疑者と、町田市の少年(16歳)を再逮捕した。認否は明らかにしていない。

再逮捕容疑は1月30日午前0時10分ごろ、羽田空港第3ターミナルの駐車場で、車を止めて現金の運搬作業をしていた男性(51)の顔に催涙スプレーを吹きかけるなどし、1億9500万円を奪おうとしたとされる。
捜査関係者によると、運搬作業には男性ら4人が携わり、男性は車外にいて、ドアを開けて車内の紙袋からスーツケースに現金を移し替えていた。襲撃を受けてドアを閉め、現金は無事だった。
容疑者らは男性らの車のナンバーなどを把握していたとみられ、栗原容疑者が品川区内から車で追跡し、秘匿性の高い通信アプリで襲撃役の小山容疑者らに位置を伝えていたという。
容疑者らは事件の約2分前に同じ駐車場で別の男性のカバンを盗もうとした窃盗未遂容疑で、今月1日に逮捕されていた。標的を間違えたとみられる。
男性ら4人のうち2人はそのまま香港へ渡航したが、現地で現金約5100万円を奪われ、1人が地元警察に別の男らと逮捕された。羽田の事件の約2時間半前には東京・上野の路上で、別のグループが香港に運ぶ予定だった約4億円を奪われる事件も発生。警視庁は一連の事件の関連も調べている。(戎野文菜)